華やかで個性的なデザインが特徴の Sfmeble.pl は、ポーランドで人気のインテリア・家具の小売業者です。Sfmeble.pl は、インテリアや照明、アクセサリーのトップブランドを取り揃え、個性的でありながらも寛げる住まいづくりをサポートしています。
2020年はコロナ禍による外出自粛を受けて在宅時間が増えたことを背景に、居住空間をアップグレード してリノベーションする動きが世界中で活発化しました。これを受けて家具販売業界への新規参入が相次ぎ、市場競争は激化しています。Sfmeble.pl の課題は、競合に抜きんでて買い物客にリーチし、長い購買プロセスの中で記憶に残り続けることでした。
「インマーケットな」オーディエンスを動画で引き付ける
Sfmeble.pl は、加熱する市場競争を勝ち抜き、新規ユーザーをウェブサイトに呼び込むべく、Criteo と連携して動画広告キャンペーンを実施しました。毎日350億件を超える閲覧・取引イベントの履歴が記録される Criteo の大規模なデータセットを活用すれば、家具の購入やインテリアの改装に関心を示しているユーザーと高い精度でエンゲージすることができます。さらに Criteo 独自の広範なサプライ・パートナーシップを活かして、優良ケーブルネットワークを含むインターネットに接続可能なすべてのデバイスで、理想的なオーディエンスへのリーチを実現します。
Sfmeble.pl のマーケティング＆コミュニケーション担当主任の Karolina Zabawska氏は、次のように述べています。「これは当社にとって初めての試みでした。これまで当社では、YouTube のキャンペーンでしか動画広告は配信していなかったのですが、世界的に動画に注目が集まっていることがわかっていたので、当社のターゲットが長い時間を過ごしている場所を狙って動画広告を配信し、エンゲージメントを促したいと考えたのです」
Sfmeble.pl は、家具やインテリアに興味・関心をもっているオーディエンスの絞り込みと、大規模なパブリッシャーリーチとを組み合わせることによって、質の高いユーザーをウェブサイトに呼び込むことに成功しました。ファネル上部に対するこのアプローチは、非常に重要なカギを握っています。というのも、家具のカテゴリーでは、購入プロセスが90日間と長期間におよぶ傾向があるからです。Zabawska氏はこう説明します。「eコマースでは、家具とインテリアには他の商品とは違う独特のルールがあります。ソファーやダイニングテーブルの購
入を即決する人は、ほぼいないからです。購入までのプロセスは、ファッション業界と比べるとはるかに長くなります」
リーチの拡大と関連性の向上の両方を実現
Criteo の動画広告キャンペーンによって、有望なトラフィックを大量に増やすことができました。このカテゴリーの訪問者 は、ページを閲覧後すぐに離脱する「直帰率」が極めて低く、平均的なサイト滞在時間よりも長くとどまり、Sfmeble.pl の商品に関心を示すだけでなく、掲載記事やデザインからもインスピレーションを得ようとします。Sfmeble.pl は、Criteo を活用して新規訪問者のリターゲティングとコンバージョン促進に取り組み、動画視聴から購入までの一連の動きを追跡するフルファネルアプローチを採用しています。
「Criteo を選んだ主な理由は、当社が求める動画広告のニーズを優れたリーチ力で十分に満たしてくれる点、そして使いやすい点です」 とZabawska氏。「キャンペーンがどのように機能しているか、常にパフォーマンスを確認できる点を重視しました。直感的に把握できるダッシュボードと、グラフ表示の追加や、分析・レポーティング機能の使いやすさも重宝しています」
Zabawska氏は、今後 Criteo とのパートナーシップを通じて、認知度向上キャンペーンを拡大し、オムニチャネルソリューションにも挑戦したいと話してくれました。
