Walmart Connect
Walmart Connect でスリープテックとヘアケアブランドがパフォーマンスの向上に成功
ロクシタンにとって、ECサイトは実店舗と並ぶ非常に重要な販売チャネルです。これまで主にROASをKPIとする顕在層向けの広告戦略と、CPAをKPIとする新規顧客(新規会員登録)獲得向けの広告戦略を展開し、ECサイトへの集客・売上獲得に尽力してきました。そんな中、2020年春以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗の一部が一時営業休止したこと、さらにECでの買い物を選ぶお客様が増えたことなどを受け、ECへの集客を一層強化していくことになり、その施策の一環としてConversion Similar Audience(当時、現Prospecting オーディエンス)を採用することにしました。採用の決め手は、単なる新規ユーザーではなくコンバートできる可能性が高い見込み客のみにアプローチできること、さらにデバイスやブラウザ、アプリを横断して見込み客にアプローチできることでした。
これまでCriteoダイナミックリターゲティングを長く使っており、Criteoの精度の高さは認識していましたが、Conversion Similar Audienceの効果も期待を裏切らないものでした。売上に占める新規ユーザー率で比べた場合、他媒体は40%台であるのに対し、55%前後で推移しており、単に新規のトラフィックを増やしただけでなく、購入する可能性が高い質の良い見込み客に的を絞って広告を配信し、サイトに誘導することに成功。満足できる結果を得られたと思っています。また、導入によって新規獲得数が増えたことがリターゲティングのオーディエンスを増やすことにもつながり、従来から導入していたCriteoダイナミックリターゲティング経由の売上も向上し、結果としてサイト全体の売上増を達成することができました。今後もConversion Similar Audienceとダイナミックリターゲティングを組み合わせて活用し、「新規顧客増 ⇒ リタゲ効率UP ⇒ 売上増」という好循環を回し続けたいと考えています。
消費者に関する世界最大級のデータセット「Criteoショッパーグラフ」を活用して、あらゆるデバイス、ブラウザ、アプリ上で新規顧客候補を探し出します。
購入見込みが高いユーザーのみをターゲットにし、購入傾向の分析に基づき1人ひとりに固有のスコアを割り当てます。
ユーザー1人ひとりに合わせて選んだ「商品レコメンド」を提示することで売上を増やし、新規顧客からのコンバージョン最大化に貢献します。
ユーザーが広告をクリックしたときのみに課金が発生する、クリアなCPC課金システムを採用。従来のインプレッション課金タイプのソリューションよりも低い予算で、新規顧客の発掘とROIの最大化を同時に実現します。
「Criteoのソリューションについては、その効果もさることながら運用が圧倒的に楽で、使い勝手が良い点にも満足しています。ロクシタンではプロモーションの更新頻度が高い関係で在庫の変動が激しく、在庫と配信内容との調整が難しいのですが、Criteoの場合は最初に条件を設定しておけば、後はほぼ自走してくれます。そのため、追加調整する必要がほとんどなく、運用開始後の手間暇が少なくて済む点が助かっています。今後もCriteoソリューションを積極的に導入することによって売上増を図ると同時に、より効率的かつ効果的なデジタルマーケティングのあり方を追求していきたいと考えています」
– ロクシタンジャポン株式会社、マーケティング本部、デジタルコミュニケーションリーダー、上田 和真様