Walmart Connect
Walmart Connect でスリープテックとヘアケアブランドがパフォーマンスの向上に成功
クリニークの成長戦略で常に中心にあるのは店舗販売であり、買い物客のショッピングジャーニーで重要な役割を果たしているのが、店頭の販売コンサルタントです。一方、オムニチャネルマーケティングのパイオニアでもある美容関連の同グローバルブランドは、オンラインマーケティングによる新たな機会創出も積極的に追求しています。
そのクリニークが今、さらに一歩踏み出し、最新の美容製品シリーズの認知度アップに向け取り組んでいます。同社 は世界中で最も急速に拡大している動画ストリーミング市場の1つであるインドにおいて、特に高い成果を上げてい るオーバーザトップ(OTT)動画広告を採用することにしました。
クリニークはCriteoとのパートナーシップのもと、普及率が高く、それゆえ大規模にリーチできるMX Player、Zee5、Voot、SonyLivといった インドの動画ストリーミングプラットフォームを介してOTT動画広告を配信し、新製品のモイスチャーサージ ジェルクリーム100Hの認知度アップを図りました。この 商品は、手頃な価格ながらも高級感のある「マステージ」商品として、仕事や家事をはじめ、社会的義務、身の回りのケアに忙しいインドのミレニアル世代の女性をタ ーゲットにしています。
そこでクリニークは、アドテクパートナーであるCriteoのコマース向けOTT動画広告ソリューションを採用。これより、毎日350億件を超える買い物客の閲覧・取引イ ベント履歴に基づく、詳細なデータにアクセスできるようになりました。これにより、同社の商品カテゴリーや競合ブランドに興味・関心を示している、購入意欲の高 い消費者を特定することができました。
そしてCriteoは、過去90日間に高価格帯のプレミアム「コスメティック商品」をブラウザで検索した、購買力の「高い」および「非常に高い」オーディエンスを特定・ 構築できるようサポートしました。
Criteoはインド最大の4つのOTTプラットフォーム全体で20秒の動画広告を配信し、クリックしなかった閲覧者には、その直後に6秒のバージョンを続けて配信すること で彼らの購入検討を促進。リーチとフリークエンシー(頻度)を効果的に組み合わせるこの方法により、関連性のあるニッチな買い物客とのマッチングに成功したので す。
このキャンペーンでは、コスメ製品に対する購入意欲の高いハイエンドな消費者200万人以上を対象に、700万回近くのインプレッションを配信した結果、ビュースル ー率(VTR)は81%を達成しました。
電通が所有するデジタルメディア代理店のIsobarの企画・購買部門主任であり、クリニークのキャンペーンを主導したPriyanka Shah氏は次のように述べています。「 このクリニークのキャンペーンをCriteoと共に進めることを決定するのは難しくありませんでした。特筆すべきはCriteoショッパーグラフのデータです。クリニークの コスメ商品に対する購入意欲のみならず、購買力も兼ね備えた消費者に効果的にリーチできるようにサポートすることができました。さらに、Criteoを通じてインド最 大のOTTインベントリにアクセスできるため、キャンペーンの規模を拡大しやすく、単一のダッシュボードから効率的にキャンペーンを管理できます」
クリニークの販売マネージャーであるRohit Monga氏も、次のように付け加えています。「このOTTキャンペーンがもたらした前途有望な成果を踏まえ、今後もCriteo とのパートナーシップを強化しながら、データドリブンなコマースメディアソリューションを活用していきたいと思います。そして、OTTはもとより、ウェブトラフィ ック、リターゲティング広告キャンペーンをフルファネルで展開し、成果の最大化を図っていきます」