以前、ある人がCriteoのことを「アドテク業界の秘密基地」と言っているのを聞いたことがありますが、それはもう昔のことです。
昨年は、世界最先端のコマースメディアプラットフォームを通じ、マーケターやメディアオーナーの皆様のビジネスの成功を支援するグローバルテクノロジー企業へと成長すべく、大きく前進することができた一年でした。
これまでにも当社の戦略について最新の情報をお伝えすることに努めてきましたが、本日、Criteoの進化や変革を反映した新たなビジュアルアイデンティティとブランドポジショニングを発表できることを、大変嬉しく思っています。
Criteoの新しいブランディングについてご紹介する以下の動画を、ぜひご覧ください。気に入っていただければ幸いです。
ご覧のとおり、新しいロゴでは、従来のロゴの上部でつながっていた2つの点と点を、中央に配置しています。これはCriteoのお客様と、お客様の商品・サービスを利用する消費者を、Criteoの製品戦略の中心に据えていることを表しています。また、新しいロゴでは2つの点と点の間にスペースを設けています。これは「発見」と「オープンであること」を象徴しています。そして、力強い大文字のフォントは、Criteoが企業として実績を重ねて一回り大きくなり、これまで以上にお客様のビジネスの成長・拡大を力強くサポートすることを表しています。
私たちは、従来のロゴとブランドが築き上げてきたこれまでのCriteoの沿革を誇りに思うと同時に、これから歩み始める新しい旅路に期待を膨らませています。
Criteoのリブランドは、単に見た目の美しさの追求だけでなく、当社の製品・サービスに関するストーリーやお客様に優れたサービスを提供するために歩んできた道のりを伝えること、そしてコマースメディア業界のリーダーとしての地位を確固たるものにすることが目的です。当社の「信頼性に優れたインパクトのある広告で世界中のマーケターをサポートする」というミッションをさらに前進させ、新しいタグライン「The future is wide open」(未来は大きく開かれている)を考案しました。
タグラインは新しくなりましたが、私たちの根底にあるコンセプトそのものは変わっていません。むしろこのタグラインは、「新たな商品との出会い、イノベーションの実現、より豊富な選択肢を可能にする、公正でオープンなインターネットを支持し、すべての人により良い体験を提供する」という当社のビジョンと目的を再確認させるものです。また、マーケターをはじめメディアオーナーや消費者、そして広告業界全体の利益のために、オープンにコラボレーションと進化に取り組むことによって、この先に膨大なチャンスが広がっていくことを示しています。
そして、こうした進化が私たちのお客様であるクライアントの未来を大きく開いていくことになります。Criteoは独自のAI機能を強化しながら、2万5,000以上のブランド、小売業者、パブリッシャーとの関係を深めることでファーストパーティのメディアネットワークを拡大し、サードパーティCookieが廃止された後の世界においても、お客様が成功を収められるように力強くサポートしていきます。お客様はコマース分野での成功に向け、今後も継続的にデータを収集・強化・活性化できるだけでなく、より多くのテストや学習の機会を模索していくことができます。
消費者の未来も大きく開かれています。業界はプライバシーの強化にますます注力するようになっており、消費者は自分の広告体験や嗜好に対する透明性と所有権を高め、信頼するマーケターやメディアオーナーから、求める価値を確実に得ることができるようになるでしょう。結果それらが消費者により良いオンライン体験をもたらし、広告の価値交換において良い影響を与えることになるでしょう。
そして最後にはなりますが、Criteoの社員の未来も開かれています。Criteoを素晴らしい職場にしているのは他でもない2,500人超の社員であり、その1人ひとりがユニークな貢献を通じて当社を次のレベルへと引き上げています。お客様にCriteoと取引をする理由を尋ねると、多くの方が「人」と答えてくださるのも納得できます。ブランドは変わっても、Criteoがチーム一体となってお客様をご支援するという姿勢は変わりません。そしてCriteoはこの変革の間も社員へのサポートを続けていきます。
Criteoは、「高い信頼性とインパクトのある広告を通じて、世界中のマーケターとメディアオーナーを支援し、すべての消費者に充実した体験を提供する」というビジョン・ミッションのもと、適切なデータやテクノロジー、チーム、そして新たなブランドアイデンティティを携えて、明るい未来に向かって前進して参ります。Criteoという秘密基地は今明かされ、未来が大きく開かれました。
Criteoの変革を加速させるコマースメディアについて詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。