#Shoptalk18カンファレンス :5つのハイライト

更新日 2021年01月13日

Criteoは買い物客が今どのように商品を探し、閲覧、購入しているかについての最新情報を入手するために、ラスベガスで開催されたイベント「#Shoptalk 2018」に参加しました。現在のコマース業界は、新しいテクノロジーやマーケティング戦略の登場から、買い物客の行動、好み、期待の変化に至るまで、常に目まぐるしい変化を遂げています。

Criteoはこの貴重な機会を利用して、小売業界の第一線で活躍する経営幹部やソートリーダーをヴェネチアン・リゾート・ホテルのチェアマンスイートルームに招待し、小売業界の現状と未来について語り合う場を設けました。本ブログでは、そのハイライトをいくつかご紹介します。

1.Cedric Vandervyncktによる挨拶

ヴェネチアンタワーのチェアマンスイートで皆様をお迎えしたのは、CriteoのEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域担当上級副社長を務めるVandervynckです。開会の挨拶でVandervynckは、「ブランドや小売業者の悩みを解決する」という本交流会のメインテーマに触れ、買い物客のタッチポイントを横断してシームレスな体験を生み出す方法や、チームがデータの重要性に注目し、自らデータに関する知識を身に付けるよう導く方法、またデータを活用したコラボレーションが消費者に新たな付加価値を生み出す理由について説明しました。

2.Brendan Witcher氏による講演

続いて、Forresterで副社長兼デジタル・ビジネス・アナリストを務めるBrendan Witcher氏が登壇しました。Witcher氏は、近年、消費者の欲求が急速に高まっていること、それにこたえる企業の対応はますます難しくなっていることを解説。さらにショッピングにまつわる「体験」に消費者が注目する理由、そしてデータがなぜそれほどパワフルなのかについて、自身の見解を述べました。

3.Patrick Wyatt、Criteoのロードマップを語る

次に、Criteoのプロダクトマネジメント担当上級副社長を務めるPatrick Wyattが、Criteoが描く、今後のロードマップについて説明。Criteoショッパーグラフの豊富なデータを活用してショッピングジャーニーの全体像を明確に把握する方法や、Criteoが提供するその他のデータ活用法の紹介など、ブランドや小売業者の皆様にとって有意義な情報を共有しました。

4.買い物客とのつながりに注目したラウンドテーブルディスカッション

ラウンドテーブルディスカッションではBrendan Witcher氏が司会役を務め、「高まり続ける消費者の期待にシームレスに応える方法」にフォーカスして、白熱した議論が繰り広げられました。顧客と効果的にコミュニケーションする方法や感情的なつながりを生み出す方法、さらには「どういったイノベーションが将来的に生き残れるのか?」に至るまで、幅広く議論しました。

5.Chris Morton氏が、パーソナライズ検索を語る

続いて、グローバルなファッション検索プラットフォーム「Lyst」の創業者であるChris Morton氏が登壇し、パーソナライズ検索をテーマに語りました。このうち、「ソフトメタデータ」のコンセプトの説明では、セレブのインフルエンサーが持つ影響力に言及し、「”カーダシアンドレス”の検索は驚くべき出来事だった」と自身の経験談を披露しました。買い物客が検索した後に考えることー。それは「どこでその商品を手に入れられるのか?」であり、この疑問に効果的に応じる重要性について説明しました。

「#Shoptalk18」で行われたその他のイベントレポートは、CriteoのSNSでもご紹介しています。ぜひご覧ください。