Criteo CEO メ―ガン・クラーケン、ad:tech Tokyoで講演~「コマースメディア:デジタル広告の未来とは?」

更新日 2023年10月31日

2022年10月20日と21日の2日間、東京・六本木で開催された日本最大級のアドテク関連イベントad:tech Tokyo。新型コロナウィルスの影響で一昨年はオンライン、昨年はオンライン併用のハイブリッド開催だったので、100%リアルのみでの開催となったのは、実に3年ぶり。会場内で開催されるセミナーや講演には2日間で総勢232名ものトップマーケターが登壇、会場は朝早くから大勢の参加者で熱気に包まれていました。

中でも最も注目を集めた初日のキーノートには、CriteoのCEO メ―ガン・クラーケンが登壇、「コマースメディア:デジタル広告の未来とは?」と題して講演を行いました。2019年にCriteoのCEOに就任したメ―ガンは、大学の学位を持たないアスリートから上場企業のCEOへと転身を果たした異色の経歴の持ち主。主にNielsenなどでキャリアを積み、「The HERoes Women Role Model Executives Lists 2020」の女性経営幹部100人の1人に選出されるなど、デジタル広告業界で最も影響力のある人物の1人です。柔らかな笑顔とともにメ―ガンがステージに上ると、満席の会場から大きな拍手が起きました。

講演でメ―ガンは、現在、Criteoが注力しているコマースメディア戦略の主軸事業であるリテールメディア事業について解説し、その可能性の大きさについて強調。すでにグローバルでは100社以上の小売事業者がCriteoのリテールメディア・プラットフォームを利用し、計約700億円以上の広告収入を得ていること、そして1800以上のブランドがリテールメディア広告を出稿し、計700億円の広告費で4000億円の収益を上げていることを示し、Criteoがリテールメディアのリーディングカンパニーとして世界の市場を牽引していることを示しました。

そして、ターゲティングにサードパーティ・クッキーを使わないリテールメディアが、いわゆるポストクッキー時代に向けて、デジタル広告市場で中心的な役割を果たしていくことを指摘。日本の小売業界に新たな収益源をもたらす新たなビジネスモデルとして、リテールメディア事業への参入を呼び掛け、キーノートを締めくくりました。

ご来場いただいた皆様、ご清聴、まことにありがとうございました!

メ―ガンによるキーノート講演の詳細や、Criteoのコマースメディア戦略、そしてCriteoリテールメディア・プラットフォームについて詳細をお知りになりたい方は、ぜひお気軽にこちらからお問合せください。

メーガンのキーノートでもご紹介した「コマースメディア」そして「リテールメディア」については、こちらの「コマースメディアと広告の未来」で詳しく解説しています。ぜひあわせてお読みください。

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