【LINE ヤフー×Criteo対談Vol.3】 待望の正式ローンチ! 「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」の強さとは?

―Vol.2から続く

LINE公式アカウントでパーソナライズされたメッセージ配信を可能にするCriteoの新ソリューション「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」。実証実験やβ版では予想を超える確かな効果が得られ、2024年2月1日には、LINEテクノロジーパートナー6社(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(当時)、電通デジタル、Micoworks、サイバーエージェント、ソウルドアウト、ミロゴス)とともに正式ローンチを果たしました。正式ローンチ後、次々に活用される企業やブランドが増えていますが、本ソリューションは特にどのようなタイプの企業・ブランドに効果的なのでしょうか?また、今後、本ソリューションはどのように進化していくのでしょうか?

成功のカギは「商品数・訪問頻度・友だちの数」

―「Criteoレコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウントPowered by CRITEO」と特に相性が良い企業・ブランドの特徴は?

吉原:基本的にECを展開し、LINE公式アカウントを開設している企業・ブランドであれば、「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」をご活用いただけます。中でもモール型ECや不動産サイト、人材や旅行など扱っている商材の数が多い企業は、精度の高いレコメンデーション機能が求められるので、Criteoの性能が発揮されやすく、大きな成果が期待できます。

依馬:加えて、購入頻度や情報収集頻度が高い商材であることも条件の一つですね。例えば食品や日用品は頻繁に購入しますから、その分、ユーザーの嗜好や傾向を掴みやすく、高度なパーソナライゼーションが可能です。住宅や車などの高額商品は購入頻度が低いため情報収集に時間がかかりますが、その一方で検討期間が長いのでアプローチのチャンスが多いというメリットもあります。当然ながらLINE公式アカウントの友だちが多ければ多いほど、売上向上が期待できますから、①と②の条件を満たしている企業・ブランドは、ぜひLINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みに注力していただきたいと思います。

実店舗データの活用、海外展開など可能性は無限大

―2024年2月に正式ローンチしましたが、今後、本ソリューションをどう育てていきたいですか?

吉原:今回の正式ローンチはゴールではなく、むしろスタート地点です。導入が進むことでたくさんの成功事例も得られるでしょうし、逆に課題も見えてくると思います。それらを柔軟に反映させていくことで、より良いソリューションに進化させていきたいですね。たとえば、今、考えているのが実店舗購買データの活用です。特にアパレルなど実店舗とECのオムニチャネル化に力を入れている企業・ブランドの場合、店舗での購買データを使って、LINE公式アカウントでレコメンデーションを送りたいというニーズは今後きっと大きくなっていくはず。オンラインとオフラインをシームレスにつなぐことで、より高品質な顧客体験が提供できる仕組みを整えていきたいと考えています。

依馬:実店舗データの活用はぜひ進めたいですね。β版の時点ですでに明確な効果が確認できているので、さらにブラッシュアップして企業の皆さんに「売り上げが足りない、もっと伸ばしたい」というときに、真っ先に頼りにしてもらえるようなソリューションに育てていきたいです。また、LINEヤフーとしては今後、LINE公式アカウントのグローバル展開にも注力していきます。現在のところ海外でLINE公式アカウントの運用をしているのはタイと台湾がメインですが、今後は日本以外のタイと台湾でもLINE公式アカウントの運用を進め、同時に本ソリューションの活用も進めていきたいですね。同じくグローバル企業であるCriteoさんのお知恵も借りながら、海外展開を進める企業をLINE公式アカウントでサポートできる体制を作っていきたいと考えています。

関わる全ての人を幸せにするソリューションに

―最後に、本ソリューションにかける想いをお聞かせください。

吉原:消費者の興味・関心、購買行動が多様化の一途をたどっている時代にあって、従来のような企業⇒消費者への一方通行のコミュニケーションはほぼ意味をなさなくなっています。消費者にしっかり向き合って双方向のコミュニケーションを続け、ニーズを的確にくみ取れる企業しか成長できないと言っても過言ではありません。その意味でも、「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」の持つポテンシャルは、非常に大きい。状況に応じてピボットしながら、本ソリューションに関わる5者(広告主、ユーザー、LINEヤフー、LINEテクノロジーパートナー、Criteo)のすべてがハッピーになれるビジネスモデルをしっかり確立していきたいですね。

依馬:「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」は、LINEヤフーだけの力では実現できないソリューションです。これからも、API連携のメリットを最大限引き出せるよう、Criteoやテクノロジーパートナーと協力し、ユーザーの皆様にワクワクする出会いや唯一無二の顧客体験を提供していきたいと考えています。

(本対談は2024年2月に行ったものです。また社名等は当時のものになります。)

「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」を始めるには?

「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」にご興味のある方は、Criteoまでお気軽にお問合せください。担当者より追ってご連絡させていただきます。