コロナ禍&寝正月のダブルパンチ!平均1.5kg増の結果も…。
お正月休みが終わり、2022年が本格的にスタートしました。ただでさえ、一昨年から続く長いコロナ禍による運動不足で、いわゆるコロナ太りに陥ってしまった上に、お正月にさらなる体重増を記録してしまい、新年早々ダイエットを決意したという人も多いのではないでしょうか。
ピップエレキバンで知られるピップ株式会社が2022年1月、20代~40代の女性を対象に今年のお正月明けの体型変化の実態に関する調査を行ったところ、お正月休み明けに「太った」「やや太った」と感じている人は43.4%に上りました。このうち、41.5%の人が「1kgくらい体重が増加した」と回答しており、全体平均でと約1.5kg体重が増えていることが明らかになりました。たかが1.5kgではありますが、なかなか落とすのは難しいもの。皆さんはどんなダイエットに取り組んでいるのでしょうか?
ダイエットの情報源は「検索」とSNS
フードデリバリーサービスを手掛けるゴーフード株式会社が2021年11月に行った調査でどんな方法でダイエットを行ったかを聞いたところ、最も多かったのは「自宅で運動」で23%、次いで「カロリー制限」19%、「ウォーキング」15%、「糖質制限」12%と続きました。コロナ禍でジムや屋外での運動が限られる中、自宅で地道にストレッチなどの運動をしたり、近所をウォーキングしてカロリーを消費、あるいはカロリーや糖質を制限してダイエットに励む様子が見て取れます・
2021年に行ったダイエット方法(出典:ゴーフード株式会社プレスリリース)
しかし、一口に「運動」や「食事制限」といっても、その方法は様々です。具体的にどんな運動をどのくらいすればよいのか、何をどのくらい食べれば良いのかわからないという人も多いことでしょう。そんな人たちはダイエットを始めるにあたって何を参考にしているのでしょうか?
同じくゴーフードの調査で「ダイエットの情報をどこで得ることが多いですか?」と聞いたところ、最も多かったのは「検索」で22%、次いで「You Tube」が21%、「テレビ」が17%と続きました。ダイエットを思い立った人の多くが、たとえば「ダイエット、コロナ太り」などの検索ワードで探したサイトでダイエットの方法や商品、サービスについて調べ、取捨選択していることが伺えます。特に、一般人がダイエット法を紹介する、あるいは実践する様子を生配信するYouTubeチャンネルは人気が高く、中には「ひなちゃんねる」のように、登録ユーザー数が200万人を超えるダイエット系のインフルエンサーも登場しています。YouTubeで配信されるダイエット動画の内容はさまざまで、ストレッチや体操などを紹介する運動促進系からダイエットメニューの紹介まで多岐にわたっています。
ダイエットの情報源(出典:ゴーフード株式会社プレスリリース)
オンラインフィットネスも人気、市場拡大続く
「運動して痩せたい!」というニーズと「感染が不安でジム通いはしたくないが、誰かに教えてもらいながら運動したい」というニーズを満たすオンラインフィットネスも、コロナ禍を機に市場規模の拡大が続いています。アメリカの市場調査会社Report Oceanによると、世界のオンライン/仮想フィットネス市場規模は2019年に6,046百万ドルを達成、2020年から2027年にかけて33.1%のCAGRで成長し、2027年までに59,231百万ドルに達するものと予測されています。
オンラインフィットネスには、大きく分けて次の3つのタイプがあります。
①動画視聴
一般的なサブスクリプション型サービスと同様、月額で動画が見放題になるサービス。自分の予定に合わせて好きな時間に好きな場所で視聴しながら運動できるのがメリット。
②パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーと1対1でオンラインレッスンを受けながらトレーニングが行えるサービス。悩みに応じて自分専用のトレーニングメニューを組んでもらえるのが最大のメリット。
③オンラインレッスン
ZOOMなどのビデオ通話システムを介して講師と生徒が1対複数名で繋がり、レッスンを受けるタイプ。自宅に居ながらにして教室に通っているかのような一体感が得られるのが特徴。
ダイエット用食品の購入もECで
一方、ダイエット中の食事については、ここ数年「糖質制限」、「低カロリー、高たんぱく」がキーワードに。専門家は、一昔前のように、摂取カロリーを大きく減らしたり、特定の食べ物(リンゴやバナナ)のみを食べる極端なダイエット方法は影を潜め、「単に体重を落とすのではなく、健康的に痩せたい」「プロポーションのためだけでなく、生活習慣病対策のために痩せたい」というニーズが高まっていると分析しています。特に効率よくたんぱく質が摂取できるプロテインは、ダイエットのみならず美容効果を期待する女性の間でも人気が急上昇。豆乳やホエイを使ったヘルシーなプロテイン食品が続々と登場しています。
ダイエット中の食べ物(飲み物)を選択した理由(ゴーフード株式会社プレスリリース)
また、同じくゴーフードの調査で、これらの食品の購入場所について聞いたところ、最も多かったのはスーパーで58%、次いでコンビニ18%でしたが、3番目には「通販」(10%)がランクイン。コロナ禍によるオンラインショッピングの普及・定着を背景に、ダイエット食品(飲料)に関しても、ECサイトでの購入が増えていることが伺えます。
これらの調査結果から読み取れる、今どきのダイエッターたちのトレンドとしては
- SNSやウェブ上で日常的にダイエット情報を探している
- 単に体重を落とすのではなく、健康状態向上・維持のために痩せたいという気持ちが強い
- 低カロリー・高たんぱく・低糖質にこだわって食べ物(飲み物)を選んでいる
- 近場の店舗やECを活用して、人と極力接することなくダイエット食品(飲料)を購入する
といった傾向が挙げられます。消費者にリーチするには、こういった傾向を踏まえ、SNSや動画配信、ウェブ閲覧中の消費者のダイエットへの興味・関心が高まったタイミングを逃さずに広告を配信して商品の認知度を高めることはもちろん、オンラインでの決済、送料無料、返品可能などのオプションを充実させ、認知からコンバージョンに至るまで、ショッピングジャーニーのあらゆるタッチポイントで上質なショッピング体験を提供することが欠かせません。
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