Criteo CEO インタビュー「How Megan Clarken plans to get Criteo out of the ad retargeting ‘box’」

更新日 2020年12月21日

このほど、Criteoの最高経営責任者(CEO)を務めるMegan Clarkenのインタビューが、ウェブメディア「DIGIDAY」に掲載されました。折しも業界全体の転換期という難しいタイミングでCEOに就任したMeganは、「困難を乗り越え、Criteoをオープンなインターネットのためのアドテク企業へと成長させる」との決意を述べました。

MeganはNilsenグローバル・メディア部門最高商務責任者(CCO)などの要職を経て、2019年11月にCriteoのCEOに就任しました。就任後約3ヶ月後に行われた今回のインタビューでMeganは、「GoogleのサードパーティCookie削除予告やデータ規制保護法の強化など、アドテク業界を取り巻く状況は厳しく、決して楽観できない状況だが、乗り越えられないことではない」と強調。

実際すでにCriteoでは、サードパーティのCookieに依存しないビジネスモデルへの転換が順調に進んでおり、個人の買い物客IDをオンラインとオフラインの両方で接続するデータセット「Criteoアイデンティグラフ」の約95%はサードパーティのCookieだけに依存していないことを明らかにしました。

またMeganは「Criteoはオープンなインターネット環境に適したアドテク企業であることを目指しています。オープンなインターネット環境はメディアプロパティを持たず、大手企業よりも中小のパブリッシャーの利益を大切にする存在によって、支えられるべきです。まさに、それが私たちCriteoの役割です。これまで、Criteoは“ターゲティング・リターゲティング”という名の小さな箱の中閉じこもっていましたが、今こそ、この箱から飛び出すチャンスです」と述べました。実際、Criteoではリターゲティングからフルファネルソリューションのビジネスモデルへの転換を順調に進め、すでに多くのクライアントから高い評価を得ています。

さらにMeganは、今後も新たな技術開発に努めると同時に他社とのパートナーシップ提携や買収等を積極的に進め、リテールメディアやクロスプラットフォームでのターゲティング広告といった新たな分野にも果敢に挑戦していくことを強調し、インタビューを締めくくりました。

Criteoでは今後ソリューションの刷新・改善と同時に、全世界のオフィスで業務体制のスリム化にも積極的に取り組み、この厳しい局面を乗り越え、オープンなインターネットにふさわしいプラットフォーマーへと成長して参ります。引き続き、Criteoにどうぞご期待ください。

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