2019年2月4日、Criteoのアジア太平洋地域(APAC)における最高責任者として、ケネス・パオ(Kenneth Pao)がエグゼクティブ・マネージング・ディレクターに就任いたしました。
APACはCriteoの事業において急成長中の地域の一つであり、今後、パオは東京オフィスを拠点にオーストラリア、中国、日本、インド、シンガポール、韓国などAPACの全地域において事業を統括し、既存広告主様やパートナーの皆様との関係強化はもちろん、新規事業への立ち上げにも積極的に取り組んでまいります。
パオは、Criteo に入社する以前は、デジタルビデオ・テレビ広告向けのソフトウェアを提供するビデオロジー・グループ(Videology Group)でAPAC のマネージング・ディレクターと最高収益 兼 執行責任者を歴任、新たな収益源の確立や新規/既存顧客へのサービス提供価値向上に尽力し、同社の事業成長を牽引してまいりました。Videology 入社前は、ウィレム-アイダン(Willem-Aidan)で共同創業者兼取締役を務めたほか、エスケルグループ(Esquel Group)でリテールと直販部門を担当する共同CEO を歴任しました。
パオは、今回の就任に際し、次のように述べています。
「APAC における人工知能市場は 2025 年までに 13.6億ドル規模に成長すると見込まれています。また、現在、この地域でオムニチャネルを利用するお客様の割合は 7%にとどまる一方で、売上比率は 27%を占めています*1。APAC 全体に言えることですが、こうした傾向は、デジタル産業が消費者などエンドユーザーとの関わりを含め、事業のあり方に、いかに影響を及ぼすかによって変化していきます。つまり、未開拓の成長ポテンシャルが、常に私たちの目の前にあるというわけです。私たちCriteoの目標は、事業規模に関わらず全ての小売業者やブランドを扱う企業、パブリッシャー(広告を掲載するメディア)の皆様が、それぞれのお客様のニーズを満たすために必要なデータと技術を提供することです。私たちの役割は研究開発および効果の高いソリューション開発に集中することであり、この役割を果たすことによって、CriteoはAPAC地域で先駆的かつ新たな発展を遂げていけるものと考えています。アドテック業界で優秀なメンバーと仕事ができることを楽しみにしています。」
*1:Criteo, グローバルコマース調査レポート アジア太平洋地域版 2018 年第 3 四半期 (2018 年11月)