[レポート] CPG分野のマーケティング戦略を成功に導くための5つのヒント

更新日 2020年01月30日

2018年、CPG(パッケージ商品)の売上の89%実店舗が占めていました。1しかし、その状況は急速に変化しており、現在は消費者の約半数(49%)がCPGをオンラインで購入するようになっています。2

eMarketerの予測によると、アメリカでは2019年に食料品のEコマース市場の成長率が18.2%、売上高は198.9億ドルとなり、オンライン商品カテゴリでは最も急速な成長を遂げることになります。3また、Statistaは米国の食料品分野のオンラインでの売上高は、2021年までに300億ドルに達すると見積もっています。4

Criteoは買い物客の考え方や購入傾向、また今後のマーケティングの課題を理解するために、CPGの買い物客を対象とした調査を実施。調査では、月間19億人を超えるアクティブな買い物客を擁するCriteoのリテールネットワークから収集したデータを分析しました

Criteoの新しいレポート「オンラインCPG市場の舞台裏:ショッピングサイト全体で優れた体験を」では、以下のトピックを取り上げます。

  • 食料品の分野では、なぜ「利便性」を最も重視すべきなのか?
  • CPG業界における顧客ロイヤルティの進化
  • 様々な商品カテゴリでの購入パターン

詳しくはレポート本文のまとめのセクションで説明しますが、以下で御社のCPGマーケティング戦略に役立つヒントを少しだけご紹介します。

1.利便性を向上させる

問題になりうる要素を極力減らしてください。Phononicの2019年の調査では、多くの消費者がCPGのショッピング体験にスピードを求めていることが明らかになりました。5

2.魅力的な商品ページに仕上げる

Criteoの「ショッパーストーリー」では、消費者が商品ページに掲載して欲しいと考えている情報を調査しました。回答の上位は以下の通り、「返品送料無料」「割引オファー」「商品画像」「レビュー」となりました。6

3.オーディエンスについて理解を深める

Criteoの「ショッパーストーリー」では、世代ごとに購入傾向が異なることも明らかになりました。Z世代とミレニアル世代の約半数がオンライン配送サービスを利用している一方で、ベビーブーム世代による利用は10人に3人にとどまっています。7

4.あらゆるチャネルで御社の商品をアピールする

Criteoの調査によると、消費者は欲しい商品を見つけられない場合には、他社のサイトに移動してしまうことが分かりました。消費者の約30%は、欲しい商品の在庫がない場合は別のウェブサイトを探し、また20%は商品の品揃えに満足していません。7

5.顧客ロイヤルティを見直す

Criteoの「購入理由(Why We Buy)」に関する調査では、消費者の73%が「ブランドを乗り換えてもいい」と回答しています。8 ブランドや小売業者は、メンバーシッププログラムやサブスクリプションのサービス強化に一層注力する必要があります。では、メンバーシップの強化を促すにはどうすればよいのでしょうか?

ここで、Shiptの成功事例をご紹介しましょう。同社はCriteoの活用によってCPA(顧客獲得単価)を大幅に低減させながら、会員数を3倍に増やすことに成功しました。

さらに詳しく知りたい方は、CPGレポート全文をダウンロードしてお読みいただくかCriteoの担当者までお気軽にお問い合わせください


1Information Resources Inc E-Market Insights:https://www.digitalcommerce360.com/2019/02/08/online-cpg-sales-in-the-us-grew-35-4-in-2018-and-represented-11-of-the-total-market/
2 Food Marketing Institute:https://www.fmi.org/digital-shopper/
3 eMarketer:https://www.emarketer.com/content/grocery-ecommerce-2019
4 Statista:https://www.statista.com/topics/1915/us-consumers-online-grocery-shopping/
5 Phononic、2019年版「Store of the Future」レポート
6 Criteoショッパーストーリー、米国、英国、フランス、ドイツ、ブラジル、2017年、回答者数:9033人
7 Criteoショッパーストーリー、米国、2019年7月~8月、回答者数:1000人
8 Criteo「購入理由(Why We Buy)」に関するアンケート、米国、2019年2月、回答者数:1003人