秋の製品リリース:コントロール機能の改良、新規オーディエンス機能など

更新日 2020年07月30日

Criteoはこのたび、全世界のお客様に向けて2019年秋の製品アップデートをリリースしました。

今回のアップデートでは、Criteoマーケティングソリューションやパブリッシャー向けソリューションにさまざまな新機能が追加され、広告キャンペーンコントロール機能の強化をはじめ、測定・アトリビューションツールの改善、さらにオーディエンスやテクノロジーへの透明性の向上を実現しています。以下でアップデートの概要をご紹介します。

ブランド、代理店、小売業者向けの新機能  

新規オーディエンス:購入意欲が高まった瞬間にエンゲージ

Criteoマーケティングソリューションは、購入意欲が高まっている新規オーディエンスを発見・エンゲージして、御社のウェブサイトに効果的に誘導できるようになりました。

Criteoは、インターネットでの商品・サービスの検索、閲覧、訪問など、10億を超えるユーザーのショッピングジャーニーから購入意欲に関するリアルタイムデータを収集しています。これらのデータは140を超えるインマーケットなオーディエンスのリスト、またはLookalike AIを通じて、御社の最も有望なユーザーの特徴と類似したオーディエンスの発見をサポートします。

新しい最適化モデルとクリエイティブ:サイト訪問を促進

上記のターゲティングオプションに加え、新しい最適化モデルも登場しました。予測型の機械学習機能を駆使して、御社のウェブサイトを訪問する可能性が最も高い新規オーディエンスにディスプレイ広告を配信します。

多彩なクリエイティブフォーマットを使ってブランドの画像や動画をスマートに組み合わせ、ダイナミックかつパーソナライズされた商品レコメンドを作成、ブランド検索を活発に行なっている新規ユーザーに提示して、興味・関心を引き寄せます。

現在これらの機能のベータ版が、米国、ブラジル、英国、フランス、イタリア、ベネルクス、ドイツ、日本、韓国、オーストラリアでリリースされています。

ご興味がある方は、御社担当のアカウントストラテジストにお問い合わせいただくか、Criteo マネージメント センターにログインしてご確認ください。

中小規模のEコマース企業向け新機能

わかりやすいワークフロー

Criteo マネージメント センターで広告キャンペーンの管理を担当するお客様には、広告管理のワークフローや広告パフォーマンスの測定などの精度・効率を改善する新機能をご利用いただけるようになりました。

これらの新機能には、セルフサービス方式のキャンペーン作成ワークフローの改善も含まれており、次の3つの簡単な手順でキャンペーンを作成することができるようになりました。1)ターゲットオーディエンスの選択、2)広告フォーマットの選択、3)マーケティングゴールに沿った予算と入札エンジンの設定といったシンプルな3つのステップで、簡単にキャンペーンを作成することができます。

新しいクリエイティブツール:クリック数回で広告を配信

広告フォーマットのオプションを増やせる新しいクリエイティブツールが登場しました。クリック数回の操作のみで、新しいダイナミック広告またはクーポン/画像ベースの広告に、カスタマイズされたロゴやカラー、CTAを追加して配信することができます。この柔軟なカスタマイズオプションは、Criteoを初めて利用する広告主や、既存のプロモーションで素早くキャンペーンを開始したいマーケターにとって最適な機能です。

新しい最適化モデルではパフォーマンスを自動的に最大化し、CPCもリアルタイムに最適化されるため、御社の目標の達成に大いに役立つはずです。最適化の条件は、キャンペーンによる売上に対するコスト比(適応型収益最適化)、または受注1件当たりのコスト(適応型コンバージョン最適化)から選択することができます。

改良されたアナリティクスダッシュボード

アナリティクスダッシュボードにも改良を加えました。指標/日付の選択、フィルター、タイムゾーンなどの指定が一層シンプルになり、より堅牢なワークフローを実現しています。

また、新しいアナリティクスダッシュボードではキャンペーンの分析をより迅速に行えるため、意思決定に関連するパフォーマンスを的確に把握することができます。

この新しい機能を利用するには、Criteo マネージメント センターにログインしてください。

新しいパブリッシャー向けソリューション 

パブリッシャー マネージメント センター

Criteoはパブリッシャー向けのインサイトやパフォーマンス確認機能の改善にも力を入れており、このたびパブリッシャー マネージメント センターをグローバルリリースするに至りました。パブリッシャーはインサイトを活用しながらインベントリを管理し、プレミアムサプライとプレミアムデマンドがつながる様子を効果的に把握することができます。

これらの機能によってパブリッシャーはコントロールの強化やワークフローを円滑にするとともに、詳細なレポート作成が可能なダッシュボード、APIへのアクセス、データに関するインサイト、セルフサービス型の請求書発行などの機能を活用できるようになりました。

アプリ向けDirect Bidder

パブリッシャー向けのインサイトに加え、Criteoは直接統合によるパブリッシャーの売上げ最大化も実現します。これまではウェブ向けのDirect BidderとAMP(Accelerated Mobile Pages)のサポートを提供してきましたが、このたび新たにアプリ向けDirect Bidderをリリースしました。

Criteoのアプリ向けDirect Bidderでは、効率性と透明性に一層優れたサプライチェーンを構築することができます。これにより、パブリッシャーはアプリインベントリに対するコントロールを強化するとともに、軽量な直接統合によって各インプレッションからより多くのコンバージョンを得ることが可能になりました。

このソリューションに興味がある方は、担当のパブリッシャー パートナーシップ マネージャーまでお気軽に問い合わせください。

オープンなインターネットの世界のための広告プラットフォーム

ブランド、小売業者、パブリッシャーの皆様が、顧客のショッピングジャーニー全体でより多くの収益を獲得できるように、Criteoのテクノロジースタックは新たな機能を追加しながら急速に拡大を続けています。Criteoはオープンなインターネットのための先進の広告プラットフォームとして、お客様が顧客やユーザーに最高の広告体験を提供できるよう、今後もソリューションの改善や刷新に取り組んでまいります。

次回の四半期アップデートもぜひご期待ください。