カスタマイズ、統合、自動化:御社の広告活動を強化する新しいCriteoAPIプラットフォーム

広告エコシステムが複雑化の一途をたどる中、マーケターは関連性に極めて優れた新たな方法で消費者に効果的にリーチし、有意義な関係を構築していかなければなりません。

こうした背景から、最近ではマーケターの多くが効率化や自動化、コントロールの強化を目的に、APIを利用した相互運用可能なモジュール式のソリューションに注目し始めています。
API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は、複数のアプリケーション間の相互通信やデータの取得を可能にします。

皆さんも、Eコマースストアでショッピングする際にPayPalを使用したり、FacebookやGoogleアカウントでショッピングサイトにログインした経験があるのではないでしょうか。これらの仕組みこそAPIによるものであり、今日のインターネットの裏側ではAPIによるさまざまな統合・相互接続が行われています。

APIは人手に依存した作業を合理化し、ウェブサイトとプラットフォームをより一層シームレスに接続・運用できるようにしています。

マーケティング活動を加速させるAPI

APIは自動化によって御社の広告活動のスケールアップを支援します。つまり、キャンペーンを手動で有効化・管理する代わりに、APIコールによってそれらを実行することができるのです。

また、APIを使用すれば、コントロールやカスタマイズをよりきめ細やかに設定し、御社独自のビジネスニーズに合わせた高度な広告パーソナライゼーションを実現できます。

御社のマーケティングスタックの中には複数のツールがあり、それぞれ独自のデータやシグナルを持っていますが、広告パートナー間をAPIで統合すれば、マーケティング活動をより効果的に理解・適応できるようになります。

APIは、競合の一歩先を行くソリューションを確実に構築するための強力な手段です。そこでCriteoでは、ブランドや小売業者をはじめ、代理店、パートナーが世界最大の広告ネットワークをプログラマティックに構築するための道を切り開くべく、このほどCriteo APIプラットフォームの提供を開始しました。

Criteo APIプラットフォームとは?

Criteoが開発したAPIプラットフォームは、御社のビジネスの成長に必要な基盤を構築し、広告活動を進化させます。

Criteo APIプラットフォームは、開発者がCriteoのテクノロジーを活用してシステムを接続・構築し、始動させるための「ワンストップショップ」であり、CriteoマーケティングソリューションAPIとCriteoリテールメディアAPIの両方へのアクセスを提供することによって、開発者が広告業界の未来を先取りするカスタマイズソリューションを構築できるようサポートします。

CriteoマーケティングソリューションAPIは、御社のキャンペーンに一層充実したアクセスとコントロール機能を提供します。開発者はキャンペーンのパイロット運用や管理、レポート作成用のAPIエンドポイントを通じて、キャンペーンをより高度にカスタマイズできるようになります。

このAPIは、世界の小売・ブランド大手向けテクノロジープラットフォームであるCriteoリテールメディアAPIのリリースに続くものであり、KenshooやPacvueなどの業界大手テクノロジープラットフォームでは、すでにリテールメディアAPIとの統合を完了し、 リテールメディアプラットフォーム に接続してブランドが複数の小売業者から成るオープンなエコシステムでリテールメディアキャンペーンを最適化できるようにしています。

CriteoAPIプラットフォームを活用すれば、開発者は急速に変化し続ける市場環境でも、マーケターがさらに多くの価値を引き出せるようサポートすることができます。その活用法をいくつかご紹介しましょう。

キャンペーンのパイロット運用

御社のキャンペーンをプログラマティックに作成、管理、レポート作成することができます。

CriteoAPIを使えば、日々のキャンペーン運用の中で最も面倒なタスクのいくつかを排除できます。たとえば、特定の時間帯に入札単価を変更したり、非常に特殊な指標のセットを確認するためのレポートをカスタマイズ作成することができます。

キャンペーンをその都度調整・最適化する代わりに、APIを使ってキャンペーンの管理やレポート作成を合理化することが可能です。

アプリや店舗でのキャンペーンを含め、CriteoマーケティングソリューションAPIには100種類以上にも及ぶ指標が用意されており、これらをカスタムレポートの作成や御社独自のプラットフォームへの接続に利用することができます。

広告活動のさらなる効率化

手動操作の機能を自動化することにより、リソースの解放や広告活動のスケールアップを実現できます。

御社のビジネスニーズの変化とともに、キャンペーンもまた変化します。だからこそ、新たな市場に進出したり、大規模なキャンペーンを展開する場合には、キャンペーン間で仕様を簡単に共有でき、設定や管理を自動化できるようにしておくべきです。

大規模なキャンペーン、あるいは複雑なキャンペーンを管理する広告主/代理店にとって、APIは設定・管理のスケールアップに大いに役立つはずです。

カスタマイズソリューション

APIを活用すれば、Criteoの内外でシグナルを共有して広告をパーソナライズすることができます。

優れた成果を得るためには、広告は関連性を極限まで高めなければなりません。開発者はCriteo APIを活用することで、たとえばレポート作成や測定、またはファーストパーティのオーディエンスデータへの接続などに必要なソリューションの構築に、Criteo製品を効果的に組み合わせて利用することができます。

これにより、CriteoのキャンペーンやレポートをCDPやDMPなどの他のマーケティングツール/レポート作成プラットフォームに接続し、最新のオーディエンスリストの取り込みとマーケティングデータの一元管理が可能になり、データをより効率的に活用できるようになります。

また、パートナーのアプリに2クリックでアクセス権を付与でき、いつでも必要に応じて設定を変更することができます。

フルファネルマーケティングのアクセスとコントロールを強化

Criteoは、今後も御社がマーケティングファネル全体にインパクトを与えるためのサポートに、全力で取り組んで参ります。Criteo APIは、Criteoテクノロジーへの独自アクセスを通じてパートナーの開発者をサポートし、御社のビジネスが求めるレベルの透明性を実現します。

広告エコシステムが進化するに伴い、純粋なAPIベースのシステムの柔軟性によってキャンペーンへのアクセスとコントロールが向上し、御社のテクノロジースタック内の他のパートナーとシームレスに統合できるようになります。

Criteo APIの利用を開始するには、Criteoの開発者ポータルからCriteoの最新リリースをご確認ください。