[動画] 「リテールメディアの現状」シリーズにWavemakerのMudit Jaju氏が登場

更新日 2021年05月25日

メディア代理店のWavemakerでグローバルeコマースの責任者を務めるMudit Jaju氏は、デジタルシェルフの進化やリテールメディアの台頭を、業界の最前線で見てきました。Criteoがお届けする動画シリーズ「リテールメディアの現状」の最新エピソードでは、Jaju氏がリテールメディアの成長の地域的な違いなど、さまざまな話題を取り上げています。

Jaju氏は、こうした地域格差について、必ずしも各地域の受け入れ方の違いによるものではなく、むしろリテールメディアが台頭するスピードによるものであると指摘しています。供給もその主な要因の1つであり、米国と比較して欧州やその他の地域でも、小売業者は依然として増加傾向にあります。需要に関して言えば、世界的なブランドはリテールメディアがもたらすメリットを十分に認識しており、アジア太平洋地域、欧州、米国のいずれにおいても、リテールメディアへの依存度は高まりつつあります。

消費者はチャネルに関係なく、自らのショッピング体験を1つのショッピングジャーニーとして捉えているため、スマートなブランドはすでにリテールメディア広告をテレビなどの他のチャネルに接続し始めています。テレビを活用して小売検索を促進すべく乗り出したWavemakerのクライアントを同社がどのようにサポートしているかについて、動画でご覧ください。

リテールメディアの価値は効果の測定とアトリビューションによって裏付けられるとJaju氏は話しており、現在の業界の課題は「リテールメディアが果たすべき重要な役割を十分に反映させた形で、その効果を測定・証明する方法を確立することである」と述べています。