中国オフィスにマスクを届けた Criteo コロナバスターズ

更新日 2020年12月21日

恐ろしいコロナウィルスの感染が、世界各地に広がっています。感染の発信地とされる中国の皆様、また被害を受けている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

グローバルにビジネスを展開するCriteoにとって、中国を含むAPACエリアは非常に重要な地域であり、北京を初め各地に拠点を設けています。現在のところ、各拠点の従業員やその家族にコロナウィルスの感染はありませんが、Criteoでは従業員やその家族の健康と安全を最優先して、業務を続けて参ります。

そんな中、Criteoには、コロナウィルスの驚異にさらされている仲間のために、立ち上がったメンバーがいます。APACの最高責任者を務めるKenneth Paoや従業員エクスペリエンス・マネージャーのChris Koeらは、社内の有志とともに「コロナ・バスターズ」を立ち上げました。、チームの主な目的は、

  1. 中国の同僚たちの安全を確保すること、
  2. APAの同僚たちの安全を確保すること、
  3. コロナウィルスについて教育することです。

チームのメンバーは北京事務所のWechatグループに参加し、中国を訪れている他の同僚にメールを送り、情報収集をスタート。その結果、彼らが深刻なマスク不足に悩まされていることがわかりました。

すぐに動き始めたのは、Chrisでした。シンガポール在住の彼女は、以前休暇で訪れたバリで知り合ったドライバーや、ベトナム在住の知り合いに電話をかけて、マスクの状況をリサーチ。その結果、バリ島に最も多くマスクがありそうだということがわかりました。すると、ここからChrisは素晴らしい行動力を発揮します。彼女は直接バリ島に飛び、現地で知り合いのドライバーと合流して島中のドラッグストアや薬局をまわり、マスクを買い集めました。中国の仲間と、その家族のために。

バリでマスク探しに奔走。

世界各国に滞在中のPAOや他のチームメンバーも、それぞれマスク探しに奔走。その結果、なんと計6,500ものマスクの確保に成功しました!これらのマスクはジップロックに小分けされて北京オフィスに届けられ、スタッフやその家族のために役立てられました。

コロナウィルスの流行以降、慢性的なマスク不足に悩まされてきた北京のスタッフにとって、このプレゼントは何よりのもの。世界各地で働くCriteoのメンバーからの励ましは、彼らにとって、この困難な時期を戦い抜くための自信につながったに違いありません。

北京のスタッフに届けられたマスク

これからもCriteoでは従業員の安全と健康第一に業務を続け、感染拡大予防に努めて参ります。また、コロナウィルスの感染が一日も早く終焉すること、不幸にも感染してしまった皆様が一日も早く回復されることを、心より祈っております。