アプリコンバージョンキャンペーンが成果につながらない3つの理由

更新日 2021年01月13日

たとえば御社がキラーアプリを構築し、アップルストア最適化(ASO)のコツをつかんで、アプリインストールを加速させるためのキャンペーンを展開したとしましょう。もし、そのキャンペーンが成功し、アプリのインストール数が順調に増えているとしたら、それはそれで素晴らしいことです(実際は、そう簡単ではありませんが)。

しかし、一時的な成功にあぐらをかいているわけにいかないのが、アプリの世界です。投資を価値あるものにするためには、アプリ経由の売上を増やす必要があります。しかし、それは決して容易なことではありません。その証拠に、最近の調査で「アプリをインストールして7日後も積極的に利用しているユーザー」は全体の11%に過ぎないことが明らかになりました。つまり、残りの89%はすでにそのアプリを使っていないということです。Localyticsまた別の調査では、アプリユーザーの4人に1人は、アプリを1回使っただけで放置してしまうことも明らかになりました。

アプリコンバージョンキャンペーンは、アプリ経由のコンバージョンを増やすのに効果的な手法の1つです。実際、Criteoのデータを見ても自社アプリをプロモーションした小売業者は、アプリ経由の取引シェアが対前年比で30%増加しています。ただし、アプリコンバージョンキャンペーン成功のためには、いくつか注意すべき点があります。以下の点には特に注意が必要です。

1.買い物客の1つの側面しか理解していない

ユーザーのアプリ内での行動を追跡するだけでは、買い物客を断片的にしか理解できません。彼らは他社のアプリでは何を閲覧しているか?オンラインでは何を購入したのか?デスクトップPCからはどのようなショッピングジャーニーをたどっているのか?

こうしたデータポイントをすべて含めることで、各ユーザーの興味・関心や購入意欲に関して深く理解できるようになります。つまり、的確なメッセージや適切なフォーマット、タイミングで広告を配信することが、購入促進につながるのです。

2.商品の選択肢が十分でない

アプリリターゲティングソリューションの多くは、ユーザーがかつて閲覧したことのある商品のみをレコメンドします。

しかし、これはあくまでもスタート地点に過ぎません。その商品を閲覧したにもかかわらず、購入決断に至らなかった理由は何でしょうか?閲覧した商品以外の商品もレコメンドできるソリューションを使って選択肢を増やし、ユーザーの購入意欲を引き出すことが大切です。Criteoのアプリコンバージョンソリューションを利用すれば、成功する確率がぐっと高まるでしょう。実際、コンバージョン全体の28%以上は、新しい商品との出会いから生まれているのです。

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3.スタティック広告がマイナスに影響する。

スタティック広告で使用できるサイズや設定は限られています。一方、広告のビジュアルの好みは各ユーザーによってさまざまです。大きなイメージを好む人もいれば、特定の色を好む人もいます。こうした好みに応じていくことが、コンバージョンのきっかけとなることもあります。

今こそ、買い物客1人ひとりに合わせて広告のビジュアル要素をリアルタイムにパーソナライズし、あらゆるサイズの広告に対応可能なダイナミッククリエイティブを導入してみてはいかがでしょうか?

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アプリコンバージョンキャンペーンの改善に向けて

最後に、上記の問題点の解決策をご紹介します。アプリ経由の売上げを担保するためには、以下の条件を備えた広告パートナーを見つけることが重要です。

  • 全方位からの把握アプリ内だけでなくアプリ外での行動も追跡して、各消費者の全体像を把握しましょう。
  • AIを活用した商品レコメンド閲覧履歴のある商品に加え、買い物客が興味・関心を持ちそうな商品をカタログ内から提案できる広告ソリューションを採用する必要があります。
  • ダイナミッククリエイティブブランドガイドラインを守りつつ、各ユーザーの好みに合わせて広告をカスタマイズできるようにしましょう。

アプリコンバージョンを加速させる方法について詳しく知りたい方は、Criteoにお気軽にお問い合わせください。さあ、一緒に始めましょう!