実証!ネイティブ広告の効果とは?

更新日 2021年01月13日

ネイティブ広告はブランド価値にどう影響を及ぼすのか?

今や、日本でもすっかりおなじみの存在となったネイティブ広告。バナーのようにあからさまな「広告」として表示するのではなく、メディアの中に溶け込むように表示されるネイティブ広告の特性を活かした活用例・成功例は枚挙にいとまがありません。しかし、そのノウハウや実績は各メディアや広告会社に分散して蓄積されているため、その具体的な効果や成功のポイントについては、これまではっきりとした資料が公表されていませんでした。

そんな中、大きな注目を集めたのが2019年3月に日本インタラクティブ広告協会(JIAA)が行った「ネイティブ広告におけるメディアの価値検証調査」です。この調査は、「掲載メディアおよび掲載面、広告枠、広告コンテンツがどのようにブランド評価(好意・イメージ・興味関心・購入意向)に影響を及ぼすのか、また互いにどのような関連を持っているのかを確認することで、ネイティブ広告(≒メディアが介在することの意義)を可視化するため」に行われたものです。調査は、インターネットモニターを対象に、ネイティブ広告枠を経由して広告コンテンツを視聴するグループ(ターゲット群)と、広告コンテンツを単独で視聴するグループ(コントロール群)に分けて行われ、広告コンテンツ接触後の意識変容とにブランド評価を確認し、効果の検証を行った結果、ネイティブ広告には次のような効果があることが明らかになりました。

  • ブランドリフト効果
  • コンテンツへの興味・関心誘導効果
  • ブランドイメージ醸成効果

では具体的にどのような効果が認められたのか、同協会の報告書をもとに、詳しく見ていきましょう。

ブランドリフト効果~ネイティブ広告で「ブランド好意」は1.2倍に

ターゲット群のブランド評価は、コントロール群に比べ、ブランド好意が1.20倍、ブランド興味関心が1.19倍、ブランド購入意向が1.04倍となり、ネイティブ広告には、広告商品・ブランドへの関心や好感度を高める効果があることが実証されました。

出典:日本インタラクティブ広告協会「ネイティブ広告におけるメディアの価値検証調査」

コンテンツへの興味喚起・誘導効果~ネイティブ広告のクリエイティブが広告コンテンツに誘導

ターゲット群に対象広告が気になった理由を聞いたところ、その大半が「記事の内容に興味があった」、「タイトルに興味があった」、「画像・写真に興味があった」と回答。ネイティブ広告のクリエイティブが広告への興味を喚起し、広告コンテンツへの誘導につながっていることがわかりました。

出典:日本インタラクティブ広告協会「ネイティブ広告におけるメディアの価値検証調査」

ブランドイメージ醸成効果~ブランドイメージを大きく押し上げるネイティブ広告

ネイティブ広告接触者と非接触者を比べたところ、特にブランドイメージについて、前者が後者を大きく上回ることが明らかになりました。つまり、ネイティブ広告には、ブランドイメージを明確にする上で非常に高い効果があることがわかったのです。

出典:日本インタラクティブ広告協会「ネイティブ広告におけるメディアの価値検証調査」

ブランドイメージを損なわないクリエイティブを生成する「Criteoスポンサードプロダクト」

今回の調査により、ネイティブメディアには高いブランドリフト力が期待できること、そしてメディアとの親和性が高い広告クリエイティブがユーザの興味・関心の喚起につながっていることが、改めて明らかになりました。これはつまり、ネイティブメディアのクリエイティブがいかに重要かということが、実証されたということでもあります。いかにして自然なタイミングとスタイルで優れたクリエイティブを表示するかが、ネイティブ広告成功のカギと言っても過言ではありません。では、いったいどのようなクリエイティブを作成し、どのようにネイティブ広告を運用すればよいのでしょうか?

その答えのひとつが、Criteoスポンサードプロダクトです。Criteoスポンサードプロダクトを使えば、サイトのスタイルとレイアウトにあわせて最適化したネイティブ広告を生成することができます。

Criteoスポンサードプロダクトについて詳しくはこちらからご確認いただきます。また、お問い合わせに関してはこちらからお願い致します。