渋谷でも「#集まらないハロウィン」
新型コロナウィルスの影響で、世界中の人々が新しい生活スタイルを余儀なくされている2020年、その影響はあらゆる分野に及んでいます。仮装した子供や若者たちが街を練り歩くハロウィンもその1つ。本場・アメリカでも各地でハロウィンのイベントやパレードの中止が相次いでいます。
近年、ハロウィンが人気イベントとしてすっかり定着した日本でも、同じく、各地でハロウィン関連のイベントやパレードの自粛が呼びかけられています。毎年ハロウィン前後の時期に路上トラブルやゴミの散乱、交通違反など来訪者のマナーの悪さが問題になる渋谷でも、地元企業と行政がタッグを組み、「今年は集まらないハロウィンを。」を推進する『HELLO! NEW HALLOWEEN! SHIBUYA』プロジェクトが発足。3密を避け、デジタルとリアルの両方を活用した、集まらない、NEW Normalな「#あたらしいハロウィン」のスタイルを提案しています。
具体的な活動内容は、「今年は集まらないハロウィンを。」というメッセージを広く発信するとともに、今年は10月31日だけでなく1日から31日までの1か月間、毎日仮装気分を楽しめるようにハロウィン仕様のマスクを販売し、その売り上げの一部を渋谷の街の美化活動資金として渋谷区へ寄附し、集まらないクリーンなハロウィンを実現しようというもの。
ハロウィン仕様のマスクをつけて「集まらないハロウィン」をPRする渋谷区長
※HELLO! NEW HALLOWEEN! SHIBUYAについて、詳しくはこちら
オンラインで楽しむ渋谷のハロウィン
とはいえ、少しはみんなでワイワイお祭り気分を味わいたい!という人には、オンラインイベントがおすすめ。KDDIでは渋谷区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」にて、10月26日~31日の6日間、仮装したアバターで自由に渋谷を散策でき、「BiSH」によるオンラインライブや、吉本お笑い芸人「和牛」によるホログラムを活用したお笑いライブなどに参加可能な、バーチャルならではの場所にとらわれない次世代のハロウィーンイベント「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」を開催予定。自宅にいながらにして、渋谷の街の賑わいを身近に感じながら、ハロウィン気分を味わうことができそうです。
ハロウィンの過ごし方が大きく変わるであろう2020年、当然、ハロウィン商戦にも例年とは違う動きが見られるものと予想されています。パレードやイベントが減るためコスチュームの需要は伸び悩み、代わりに自宅でハロウィン気分を楽しむインテリア、自宅での小規模パーティー用の食材やお酒の需要UPが見込まれています。また、オンラインで繋がりながらハロウィンを楽しむ人が増えることから、画面に映えるハロウィン用のマスクやメイクアイテムにも注目が集まっています。
何かと制約のある生活が続きますが、どうせならこのイレギュラーさを楽しもう!という意識の変化が感じられる今年のハロウィン。みなさんも、#集まらないハロウィン、#StayVirtualなハロウィンを、お楽しみくださいね。